まつりちゃとR氏

R氏は犬です。

サイダーハウス・ムーン


こんにちは、茉莉です。

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さっそくですが。
アカデミー助演男優賞、脚色賞のサイダーハウス・ルールです。
主演はトビー・マグワイア、ヒロインはたぶんシャーリーズ・セロン、助演男優賞で主役の育ての父、孤児院のお医者様がマイケル・ケインです。
マイケル・ケインは、クリスチャン・ベールバットマンで執事役だった方というとわかりやすいでしょうか。
トビーの育った孤児院では秘密裏に堕胎も行われており、堕胎について抵抗感のあるトビーは孤児院を出ていきリンゴ農場で働くことになるが……というお話ですね。これ、聞いただけのあらすじで、私はまだ観てないんですが。

若者が共同生活をするような大規模農場の様子を見たくて、あらすじしか知らないサイダーハウス・ルールを見ようとしたんです。ですが、最初からどうにも集中できず、もう少しエンタメ色の強いものにしようと新作コーナーを見たところ、前から見たかった紙の月があったので
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結局紙の月を観ました。
まぁこの話そこそこ前の話なんですが。
で、この映画めっちゃ怖かったです……!!
後から監督が「犯罪は良くないというメッセージとか、悲惨な最期で寓話的に作ったつもりは全くない、ただ魅力的に美しく撮った(めちゃめちゃ意訳です)」と言っていたのを拝見してすごく納得でした。
ダメなのに、横領なんて絶対最悪なのに、衝動的に自分も走り出してしまいそうなほど美しく、宮沢りえが魅力的な、駆け抜けた映画でした。

改めて「描き方」って大事だなぁと。フツーの人が不倫を禁断の恋扱いして陶酔して語るのを聞くと、その人が恋に酔っていればいるほど聞いているこちらは萎えてくるじゃないですか?
この映画は、盗んだお金で豪遊なんてみっともない、年下の男に貢ぐなんて愚の骨頂、普段は当たり前に保持できている価値観が、監督の冷徹なほどの突き放した「描き方」やバランス感覚で、どうにも映画として完成されてしまってるんです。

この年の国内の映画賞を総ナメしただけある、いい出来のものだなーと。
この映画を見る少し前から宮沢りえさんにちょっとハマってたんですが、アレですね。
若い頃から色々乗り越えてきた女優さんて、素晴らしいですよね……生き様が姿に現れてるというか。
紙の月のレッドカーペットの濡れたようなドレス姿、和装、最近のヨルタモリのママさん役、もうどれもめちゃめちゃ魅力的。
紙の月も、本編では、髪型はほぼ完全に変わらないのに、服装や佇まい、振る舞いで、事件前と事件後は本当に別人のようなんですよね。
いやー……素敵な方です、本当に。Santa Fe騒動とか全然知らなくて、でも中古でちょっと買いたくなっちゃいました。今、この時に写真集とか出して欲しいですよね。

ほいじゃま!(/・ω・)/